身体能力と身体感覚
身体の状態、運動能力向上を理解するうえで、欠かせないものが身体能力と身体感覚の違いです。
身体能力とは
スピード、パワー、筋力など、数値化して測れるものです。
身体感覚とは
数値化できない、余分な力の抜き方、バランス感覚などのコツをキャッチできる力です。
スポーツにおいて、単純に数値だけで勝敗が決まるわけではないですが、その違いを説明します。
身体能力を100、200などの数値で、身体感覚を50、100%などの割合で表します。
スポーツの結果が身体能力だけで決まるのであれば、数値が高ければそちらが必ず勝ちますが、身体感覚の影響を受けると変わってくるわけです。
例えば、
A:200(身体能力) X 75%(身体感覚) = 150
B:180(身体能力) X 90%(身体感覚) = 162
となります。
身体能力では劣っていても、身体感覚が鋭いことで勝つことができるわけです。
身体能力に関しては持って生まれた才能もあるので、どんなにトレーニングをしても限界がありますが、身体感覚を磨いていくことはそれとはまた異なる話です。
身体のバランスを整えることで、身体感覚をより100%に近づけ、スムーズに使いこなせるようにサポートしているのが健幸な身体メソッドです。